中間配当と期末配当
中間配当期末配当
配当には、中間配当と期末配当がある。本決算日が3月31日の会社なら、9月30日が中間決算日で、その日の株主名簿に記載されている株主に対して中間配当(一般的に年間配当の半分)を支払う。
同様に、本決算日の株主名簿に名前が載っている株主に会社が支払うのが期末配当である。実際に配当金が支払われるのは中間決算、本決算ともに決算を締めてから約3カ月後になるが、このように配当を年2回に分けて支払う中間配当制度採用の会社はきわめて多い。
中間配当なしの会社もある
他方、中間配当制度を採用せず、年間配当金を期末の株主名簿に記載されている株主に一括して支払う会社もある。証券会社やワコール(コード番号3591)、アイダエンジニアリング(コード番号6118)、オリックス(コード番号8591)などが、その代表格である。 中間配当制度を採用しているかいないかを調べるには会社四季幸田などを見るのが手っとり早い。中間決算の数字を記載している項目のなかの一株配(円)の欄に何らかの数字が記載されている会社は中間配当制度ありで、数字ではなく(横棒)が引いてあるのが中間配当制度なしの会社である。
配当を取得するためには
この配当を取得するためには、決算日の少なくとも4日以前に株式を買う必要がある。そして、株式を買ったら、すぐに取引先の証券会社の係員に依頼して名義書き換えを済ませておくことである。そうしないと、株式を買っても配当を受け取れない。 なぜ、決算日の4日前以前に買い、名義書き換えをしなければならないのか。株価には配当受け取り分の”権利”が含まれており、決算日の4日前(その間に休日があれば、その分だけ繰り上げ)に“配当権利”分を落とすからだ。原則として、予想配当分だけ値下がりするわけ。市場環境や個別材料によっては理論値以上に値下がりしたり、逆に配当権利落ち分を埋めて株価が高くなることもあるが、いずれにしても配当権利を落としてから株式を買っても、その決算期の配当はもらえない。
したがって、配当取りを1つの目的として株式を買う場合、安全をとれば決算日の10日くらい前には買って、名義書き換えを済ませておきたいところである。もっとも、最近では「保管振り替え制度」が発達し、名義書き換えを行なわなくても配当が受け取れる仕組みもある。取引先の証券会社によく聞くことだ。
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