取引は「現物」からが無難
株 取引
さて、成行きにしろ、指値にしろ、無事に株式が買えたら、次は「決済」である。
これは通常、4日以内に行なわれる。売買が成立してから、4日以内に現金と株券の受け渡しが行なわれ、決済が完了する。
1単位=1000株、株価400円の銘柄を1単位買ったとすれば、400円×1000=40万円プラス手数料を証券会社に支払い、株券を受け取る。
株券は自分で保管してもよいが、「保護預り制度」を活用して証券会社に預けておくほうが何かと便利で安全でもある。
このように、買い入れ代金をすべて現金で支払い株券を受け取る取引形態を「“現物”取引」と言うが、初めで株式を買う場合は、ほぼ100%現物取引から始めるのが普通である。
現物取引のほかに、信用取引、先物取引、オプション取引などの取引形態があるが、これらは現物取引での経験をある程度積んだ上に、知識も豊富につけてから行なったほうが無難である。
それというのも、信用取引などは少なくとも数百万円の保証金(一部は代用有価証券でも可)を積まなければやらせてくれないのが普通だし、リスクも大きい。
場合によっては保証金がふっとんでしまい、追加保証金(いわゆる追い証)の差し入れを迫られることもあるからだ。
仮に、初めて株式を買う場合に、信用でもよいという証券会社やセールスマンがあったとすれば、むしろ警戒して取引を行なうのを避けたほうがよい。信用を重んじる証券会社やセールスマンなら、仮にビギナー(初心者)に信用取引ができる資金力があったとしてもまずは“現物取引から始めましょう”と言うのが普通だからである。
*信用取引 株式取引で、顧客が必要とする資金や株券を証券会社が貸し付けて行なわせる取引。
*先物取引 将来の一定期日または一定期間内に受け渡すことを、現在の一定の条件に従って前もって約束しておく売買取引。
*オプション取引 取引の実行(売りまたは買い)の選択ができる「権利」を売買する先物取引。株券オプションを例にとると、買う権利をコールオプション、売る権利をプットオプションと呼ぶ。
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